昨日、9月1日(土)、15時〜21時まで、新世界市場では、大人のナイトマーケット「新世界宵市場」が開催されました。
今回の新世界宵は、新世界市場商業協同組合と株式会社トリックデザインと合同での開催となり、たくさんの出店ブースがあり、賑わいのあるイベントになりました。
既存の店舗では、今年も営業時間を延長し、新世界宵市場を盛り上げました。
新世界市場北入口には、ジャズレーベルとして有名な澤野工房があり、今年の新世界宵市場でも店頭ではジャズのフリーライブが行われ、多くの観衆が集まりました。
ジャズあり、ビールあり、こだわりのお店あり、今年も新世界宵市場は大盛況、終了時間が迫ってきても多くの人がナイトマーケットを楽しみました。
ところで新世界宵市場に、今回、初めて地元からの企画が行われました。
企画内容は折鶴教室、新世界地域活動協議会の「新世界折鶴教室実行委員会」により企画されました。
折鶴教室には、ファミリーやお子様、それに多くの外国人観光客も参加されました。
折鶴教室には、ARC大阪日本語学校の生徒達も参加し、地元の人が生徒達に折鶴の作り方を教え、今度は生徒達が来場者に折鶴を教えます。
ARC大阪日本語学校の生徒達は、折鶴の作り方を真剣に習い、かなり上達した人もおられました。
折鶴教室は、予想以上の来場者があり、開始時間である15時までに、折鶴を習いに来られた方もおられたり、終了したあとも、折鶴教室を探して来られた方もおられました。
折鶴は平和の象徴という意味合いがあり、病気回復の願いを込めて千羽鶴を作ることもあります。
多くの人に日本の伝統文化である折鶴に親しんでもらい、折鶴の持つ意味を少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
また、大阪には多くの外国人観光客が訪れていますが、日本人の多くは、外国人と話をする機会が少ないようです。
外国人と話をすることに、引っ込み思案なところもあるでしょう。
日本語学校の生徒達を交えての折鶴教室は、外国人との距離を縮め、コミュニケーションを持つ機会を作ることも目標にしています。
地震が起きたり、台風が来たり、様々な状況の中で、日本人でも日本に滞在する外国人でも、困った状況になることは同じです。
外国人との距離感を縮めることで、いざという時に、お互いが助け合うことができる、折鶴教室が、そんな社会を作るきっかけになれば嬉しいです。
このような折鶴教室が開催できたことは、新世界の新たな魅力であり、新たな文化が誕生したようにも感じます。
最後になりましたが、折鶴教室実行委員会の皆さん、本当にありがとうございました。
折鶴教室に参加し、協力していただいたARC大阪日本語学校の皆さんにも感謝しています。
第二回目の折鶴教室が開催され、折鶴教室が新世界にが根付いていくことを期待しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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