100年以上の歴史があり、約150mのアーケードがある新世界市場では、商店主さんの高齢化、後継者不足などで、古くからの店の廃業が増え、そして、お店の奥に住居があるなど、構造上の問題もあり、店舗の新陳代謝ができなかったこと、様々な原因でシャッターが閉まったままの店が増えました。
そのような状況の中、様々な企画を受け入れ、展開し、商店街の再興に向けて動いています。
最近では、個性的な店舗の進出もあり、従来の市場という役割ではなく、おもしろいエリアになりつつあります。
そんな中、新世界市場で毎年夏に開催されている「新世界宵市場」が今年も開催されることになりました。
「新世界宵市場」には外部からの様々な出店があり、賑わいのあるイベントです。
また、通天閣コロッケでも有名な「肉のさかもと」、ヒョウ柄服で有名な「なにわ小町」、自家製ドーナツの「中山菓舗」などの既存店が通常より営業時間を延長して選りすぐりの商品を用意。
履物店でジャズ・レーベルとしても有名な「澤野工房」は、前回同様に店頭でジャズライブを開催を予定しています。
商店街全体には同店セレクションのジャズBGMが流れる「新世界宵市場」は、大人のナイトマーケットです。
そして今回、新世界宵市場に、地元団体からも新しく出店することになりました。
出店内容は、折り鶴教室です。
外国人観光客が増える中で、日本の伝統文化である折り紙に親しんでもらい、平和のシンボルでもある折り鶴の折り方を学んでもらい、新世界から世界へ、少しでも「平和」を発信していくことができたら嬉しいです。
先日、新世界会館で「新世界宵市場 折り鶴企画 実行委員会」が行われ、新世界市場内では出店場所の確認作業を行いました。
地元の商店主さんはもちろん、ARC大阪日本語学校の先生も参加していただきました。
折り鶴教室の詳細は、後日掲載します。
新世界宵市場は、9月1日(土)、15時〜21時まで、新世界市場で開催です。
そして、新世界宵市場、及び、折り鶴教室が定着した企画になり、新世界の名物イベントになることを期待しています。
写真は昨年の新世界宵市場の様子です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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