恵美須町の交差点の一角に、阪堺電車「恵美須町駅」があります。
阪堺線は、大阪市浪速区の恵美須町停留所から大阪府堺市西区の浜寺駅前停留所を結ぶ阪堺電気軌道の路線で、通称「ちんちん電車」「ちん電」と呼ばれ親しまれています。
車内からは大阪の下町情緒学生漂う風景を眺めることができ、ゆっくりとした時間の流れを感じます。
今の時代に、大都市・大阪の中に、このような路面電車が運行されていることに驚く観光客もおられます。
私の学生時代、彼女と阪堺電車に乗って、住吉大社の夏祭りに行ったことがあり、私にとって懐かしい思い出が詰まった電車です。
現在、阪堺電車「恵美須町駅」には、写真のように外貨両替機が設置されてます。
ちんちん電車の駅でも、外国人観光客のニーズにも対応する時代になってきたようですね。
ところで、2011年、阪堺電気軌道阪堺線(恵美須町~市之町〈現、大小路〉間)が開通100周年を迎えたのを皮切りに、2012年には新世界100周年、2015年には天王寺動物園が100周年を迎えました。
これらの100周年を地域、企業、各種団体、行政がタッグを組んで盛り上げようと、当時の平松市長が委員長になり、「新世界&天王寺動物園百年祭協働委員会」が発足し、様々な記念イベントが行われました。
当時、阪堺電車の方々とも協力しながら、共に100周年事業を行い、私にとっては、新世界の最寄り駅であるという関係以上に、特別な親しみを感じると同時に、忙しかった日々を思い出します。
是非、新世界〜住吉〜堺市を結ぶ阪堺電車に乗って、大阪の下町風情を体感してみてはいかがでしょうか。
写真は、阪堺電気軌道阪堺線(恵美須町~市之町〈現、大小路〉間)が開通100周年を迎えることを記念したセレモニーが2011年12月1日、恵美須町駅で開催された時の様子です。
◼︎ 阪堺電気軌道 ホームページ
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