私が子供の頃、今から約50年ほど前の新世界には、数多くの映画館があり、全ての封切り映画を観ることができました。
昭和50年代に入ると、廃業する映画館が増え、バブル期にはパチンコ店が増えていきました。
新世界の中に12店舗ほどのパチンコ店がひしめき合っていた時期もありました。
そして現在、新世界には数多くの串かつ屋さんが進出し、その数、ざっと40店舗を超えるようです。
このように、約半世紀の間に、新世界は映画館の街からパチンコの街へ、そして、串かつの街へ様変わりしてきました。
以前にも掲載しましたが、通天閣から南へ約50mの場所にあるパチンコ「アルドーレ」が閉店しました。
新しい店舗が入るそうで、現在は改装工事が行われています。
現在、新世界でパチンコ店として営業してるのは元・アルドーレの隣り、「大栄ホール」のみになりました。(マルハン新世界店は除く)
一時期は、12店舗がひしめき合ったパチンコ店が、ここまで少なくなってしまうのは想像できなかったことです。
新世界にパチンコ店が1店舗だけになった現状を見て、近隣の人からは「大栄ホールさん、頑張ってください」という声もあるそうです。
新世界のメイン通りには、外国人観光客の往来が増え、時代の流れを感じます。
時代の流れとともに、客層も変わり、文化も変わっていくことを実感する今日この頃です。
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