クラウドファンディング

ガラが悪いというイメージがあった街から外国人観光客が楽しむ街へ☆

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今から20年程前には、通天閣の下に大型観光バスが停車して、団体旅行のお客さんが通天閣に上り、上り終えたらすぐにバスに乗って出て行く、そんな光景は日常のことでした。

今は天王寺公園、動物園に大型観光バスの駐車場が整備されたり、堺筋にバスを停車させてお客さんだけを降ろしたりで、通天閣の下までバスが入ることは無くなりました。
また、全体的に団体旅行は減少し、個人旅行が主流の時代になってきているようです。
そして、もうひとつ言えることは、当時の新世界は、通天閣に上った後、観光客が楽しめるコンテンツが少なく、観光客をターゲットにした店舗や施設は多くなかったように思います。
今のように、土産物を売る物販店もありませんでした。
それに、新世界のイメージも悪い時代で、若い女性は行ったら危ないと言われてた街でした。
実際のところ、新世界で生まれ育った女性の方もたくさんいて、私の妹も同様で、若い女性が行った危ないというイメージはショックでした。
確かに、昔の新世界には若い女性向けでお店はな無かったのは事実ですが。
今の新世界を見て、20〜30年の間に、こんなに街が変わるとは、地元の人にとっても驚きです。
日本全国に共通するインバウンド効果、その中でも大阪は効果が絶大で、外国人観光客が激増しています。
先日、平日の夕方に道頓堀に行ってきたのですが、溢れかえる外国人観光客の多さに驚きました。
新世界も外国人観光客の増加は著しく、平日でも多くの外国人観光客で賑わっています。

新世界にもホテルやホステルなど宿泊施設が増え、噂では、まだ増えるみたいです。

写真は、通天閣から西へ約70mにある「THE PAX」というホステルで、欧米系の宿泊客が多いようです。
観光関係の仕事をしている方は、大阪に外国人観光客が多いのは、奈良や京都にも近く、短期間で観光地を巡ることができる利便性の高さもあるとおっしゃってました。
日本語が堪能な外国人観光客と話をする機会があり、大阪に外国人観光客が多いことについて話をしました。
例えば、大阪の人に道を尋ねたら、一生懸命に教えてくれるし、もし解らなかったら、近くの人に「ちょっとちょっと、道を教えてあげてや」と、ほんとうに親切に対応してくれたことが嬉しかったとおっしゃってました。
外国人観光客に大阪が人気なのは、親しみやすく人情味溢れる大阪人の気質が好きという理由もあるようです。
ひと昔前に比べ、新世界の街並みも変わり、新しい店舗が増えました。
新世界への来訪者の世代も若くなり、新しい店舗には若い世代のスタッフが働き、いろんな面で街が変わってきたと思いますが、大阪人の気質は今も昔も変わらなずにありたいと思う今日この頃です。

★Twitter@shinsekaizyoho

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