いつも新世界で過ごしていると、日常の風景になっていることが、観光客にとってはおもしろい風景だったりすることがあります。
何故、こんな所にこんな物があるの?
観光客が、それを眺めていても意味が解らなかったり、観光雑誌やテレビなどで紹介されないレベルのおもしろさが、新世界には数多くあるようです。
◼︎ 通天閣から北へ約100m、少し見上げると、写真のような風景を見ることができます。
写真の左下、ビルの屋上に釣鐘が見えますね。
なぜ、こんなところに釣鐘があるのでしょうか?
これは「釣鐘屋本舗」の屋上にある釣鐘です。
釣鐘屋本舗は、明治33年創業、新世界では老舗のお店です。
四天王寺の大梵鐘を模した「釣鐘まんじゅう」、バナナカステラ「名代 芭蕉」が有名です。
◼︎ 通天閣のすぐ下にある 新世界ラジウム温泉の入口には木彫りのキリンが設置されています。
数年前、天王寺動物園にキリンがいない時期があり、それを機に、新世界ラジウム温泉のオーナーさんは、アフリカのケニアから一刀彫の『キリン』を入手し、設置したものです。
銭湯の入口にキリンがそびえ立っているのは圧巻です。
新世界ラジウム温泉の名物といえば露天風呂でしょう。
温泉旅館にも負けない広々とした露天風呂で、頭上には通天閣が眺めらて、夜はライトアップした姿がとってもきれいです。
男女とも、露天風呂からは日本庭園が眺めることができ、新世界にあって別世界の落ち着いた空間を体験できます。
新世界にはまだまだおもしろさが隠れています。
時間の許す限り、ゆっくりと新世界で過ごし、隠された魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho
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