2016年9月、ジャンジャン横丁にあった「誓いの鍵」「恋人達の真実」「新世界今昔写真展」などの名物オブジェが撤去されました。
これらのオブジェは、平成18年頃から、ジャンジャン横丁の活性化に向けて若手商店主さんらが集まり、商店街に訪れる人達が楽しんでもらえるような仕掛けを作り、商店街の塀に掲示した作品です。
手作りで、お金をかけずに商店主さんのアイデアと工夫が、様々な名物オブジェを生み出し、テレビや新聞でも紹介され、新世界の名物スポットにもなっていました。
これらのオブジェは、地元商店主さんらが街の活性化に向けて動き出した頃のもので、活性化への礎とも言えるでしょう。
現在、これらのオブジェ跡には新しい店舗が並んでいます。
また、将棋クラブとして長年の間、営業されていた「王将」が廃業し、現在は店名を引き継ぎ、串かつ店になっています。
ミックスジュース発祥の店として有名だった千成屋珈琲店は、一時期、廃業されていましたが、昨年、復活し多くの観光客が訪れています。
ジャンジャン横丁の北入口には、先日、磯丸水産がオープンしました。
串かつ「てんぐ」のような老舗のお店も多く、新しいお店と老舗のお店が共存共栄しています。
「てんぐ」の串かつは、私が子供の頃から食べなれていて、その味は今も変わりません。
私が、新世界の活性化に向けての取り組みに参加するようになったのも、観光客にジャンジャン横丁を楽しんでもらえるよう、このような名物オブジェを作った商店主さんらの姿を見たのがきっかけでした。
ジャンジャン横丁に新たな店舗が増え、ますます賑やかな街になった今だからこそ、当時の商店主さんらの活性化に向けた熱き想いを後世にも伝えていきたいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※;当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。