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浪速区と小豆島の交流関係の象徴☆新世界にある残念石

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春休み真っ只中、新世界は多くの観光客で賑わっています。

ひと昔前に比べ、新世界に訪れる人も変わり、若い世代の観光客、外国人観光客が激増しています。


通天閣のすぐ前にある「スギ薬局」、「ココモよってぇ屋 新世界店」のあたりも賑やかです。
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多くの観光客が行き交う中、見過ごされている新世界の名所があるんです。

通天閣のスグ下、スギ薬局の前に、ひとつの石が設置されています。


これは『残念石』といいいます。

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大阪城の築城のため多くの石が小豆島から切り出されましたが、一部の石は大坂に運ばれず、そのまま小豆島に残されました。


大坂城の石垣に使われず、小豆島に残されたことから『残念石』と名付けられました。

もう10年以上前になりますが、新世界が小豆島から、その石を譲り受け、通天閣の下に設置することになりました。

しかし、今なお、誰からも知られない残念な石になっているようです。


表示板には、残念石は「大願成就の石」であると記されています。

新世界の隠されたパワ-スポット「大願成就の石」=残念石を触ってみてください。



実は、新世界が位置する浪速区では、小豆島と都市間交流を行なっています。

浪速区内で実施された「坪庭整備事業」で、江戸時代に土庄町から運ばれた大阪城の残念石を用いたことから、2007年7月28日、「なにわの日」制定を契機に、「ふれあい交流」提携を締結しました。
新世界にある残念石も浪速区と小豆島との交流関係で、設置されたものです。



小豆島の土庄町役場の商工観光課にビリケンさんのレプリカがあります。

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これは、2007年7月28日に大阪市浪速区が7月28日を「なにわの日」と制定した際、土庄町・小豆島とのしょう観光協会とふれあい交流調印をした記念として贈ったものです。



通天閣の下にあるひとつの石は、浪速区と小豆島との交流関係の象徴でもあり、石がふたつの都市を結んでいるんですね。
新世界に来られたら、残念石を探してみてはいかがでしょうか。





★Twitter@shinsekaizyoho
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