20年前と現在、新世界のどんなところが変わったのでしょうか。
20年前にも串かつ屋さんはありましたが、現在のような大型店はなく、ほとんどがカウンターだけのお店で、おっちゃんが串かつを食べながらビールを飲んでいるイメージがありました。
今では、串かつは新世界の名物として、子供や若い女性のお客さんが増え、ファミリーで楽しめる大阪グルメのひとつになりました。
街並みも変わり、若い世代の来訪者で賑わっています。
串かつ屋さんはもちろん、様々な店舗で働く人の世代も若くなりました。
各店、学生アルバイトの採用も増えているようです。
今から思えば、20年前、新世界で若い女性が働くことが珍しい時代だったようです。
ところで、3月と言えば、学生さんにとっては卒業の時期であり、新たなスタートの時期でもあります。
ある大型施設では、この3月中に、大学の卒業などの理由で、何人もの学生アルバイトが退社するそうです。
アルバイトをする中で、友人もでき、恋も経験し、人間関係に悩んだり、新世界でのアルバイトが青春の思い出のひとつに残るでしょう。
学生時代、新世界の中の施設でアルバイトを頑張り、これから社会人として旅立つ皆さんにエールを送りたいと思います。
社会人になって、家族を持ち、いつの日か新世界に遊びに来てくれることを楽しみにしています。
学生アルバイトの皆さんが卒業し、新たな学生アルバイトの皆さんが働き、そのような当たり前の繰り返しが、ようやく新世界にも訪れたことに、地元の私にとって嬉しく思います。
これからも、若い世代の皆さんが、新世界で働こうと思える街でありたいと願う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※ 当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。