新世界に20年来、遊びに来られている方と偶然、話をする機会がありました。
20年前の新世界といえば、今のようなファミリーや外国人観光客、若い世代をターゲットにする大型の串かつ店はなく、カウンターだけの老舗の串かつ店でした。
庶民の街、おっちゃんの街、ガラが悪い街とか言われた時代でした。
スパワールドも無かった頃です。
その人は、立ち寄る店が幾つか決まっているそうで、外国人観光客や若い女性客で賑わうお店が立ち並ぶメイン通りの店には行かないそうです。
今の観光雑誌なら「ディープな新世界」という表現になるお店かもしれませんね。
◼︎通天閣から南へ約80m、メイン通りから細い道を入ると、串かつ「だるま」本店があり、そのまま真っ直ぐ行くと、「酒の穴」という居酒屋があります。
私も行ったことがありますが、カウンターだけのお店で、ほとんどが常連さん、リピーターさんだそうです。
「酒の穴」に立ち寄ったなら、創業当初から常連に愛され続けている「八宝菜」は必須でしょう。
具は少なめですがスープが美味く、値段も200円。
「酒の穴」の串かつもオススメ、もちろん値段も安い。
メニューの値段は、昔からほとんど変わらないという話を聞いたことがあり、庶民の街である新世界らしさを感じる大衆酒場です。
◼︎通天閣のすぐ下にある立ち食いうどん「三吉」にもよく立ち寄るそうです。
「三吉」のお客さんも常連さんがほとんどで、地元のお店の人もよく立ち寄ります。
早い、安い、美味い、三拍子揃ったお店です。
◼︎通天閣本通商店街の中程の細い道を入ると、「グリル梵」があります。
テレビでもお馴染みのお店で、ヘレカツサンドイッチが有名です。
お店の外観は、まさに昭和レトロ、どっぷり下町風情を感じます
◼︎その人は、新世界で飲んで食べて、その後は、通天閣本通商店街にある「BUNGA CAFE」でダーツを楽しむようになったそうです。
新世界の常連さんらしい、新世界を遊び尽くした感がありますね。
ちょっとディープな雰囲気を感じる方がおられるかもしれませんが、気軽に新世界を2倍楽しめるかもしれません。
これから暖かくなってくる季節、是非、新世界で飲んで、食べて、遊んで、してみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho
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