地下鉄 堺筋線 恵美須町駅3番出口を上がると、新世界の北玄関、通天閣本通商店街に出ます。
ある観光客は、3番出口を上がった瞬間、正面に通天閣がそびえるのを見て、新世界に来たことを実感し、ワクワクするとおっしゃってました。
◼︎通天閣本通商店街は、両側にアーケードがあり、その中に並ぶバナーは、ちょっとした名物バナーになっています。
このバナーには、新世界の四季を表現した絵が描かれていて、道行く人からは、「ほのぼのした絵で素敵ですね」という声もあります。
バナーの絵は、通天閣本通商店街にあったマツバヤ書店(現在は閉店しています)の店主である松葉健さんによるものです。
当時、松葉健さんは書店を営みながら、漫画家としても活躍されておられました。
地元、新世界が生んだ漫画家、松葉健さんの人柄と新世界に対する想いが詰まったバナーです。
通天閣本通商店街に来られたら、是非、バナーにも目を向けて、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。
◼︎通天閣本通商店街の中程には新世界市場の入口があります。
新世界市場では、本日3月4日(日)より毎週日曜日、「Wマーケット」が開催されます。
「Wマーケット(WEEKEND PRICELESS MARKET)」は、日本では珍しい「値札のないマーケット」です。
各商品の値段はお店の人との交渉により決定するなど、市場の「セリ」のような感覚で買い物が楽しめます。
◼︎新世界市場の西側は堺筋になります。
よく観光バスが停車して、多くの乗客が降りて来られます。
先日、「コテコテ号」というバスが停まってましたが、なかなか大阪らしい派手なデザインのバスですね。
コテコテ号とは、JTBさんが運行しているバスで、JTBを利用して大阪観光すると付いてくる特典で、何度も乗り降り出来る大阪市内をぐるぐる回る無料のバスだそうです。
◼︎新世界の西エリア、堺筋沿いに「マルマン果実」という果物・青物屋さんがあります。
威勢の良い声で接客をする様子は、大阪の下町風情があり、年々、消えゆく昭和の面影を感じます。
◼︎新世界にあるフランス料理屋「ビストロ・ヴェー」もこの辺りにあります。
レンガ造りでとてもお洒落なお店で、シェフの手作りハム、ソーセージが名物です。
新世界の北エリアには、串かつ店がひしめき合う南エリアとは違う街並みが広がります。
通天閣、串かつのあとは、新世界の北エリアの魅力も探してみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※;当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。