新世界はこの数年で、街の様相が大きく変貌し、観光地へシフトしています。
常連さんが遊ぶ街から、子供からお年寄りまで、幅広い世代の観光客が訪れる街になってきました。
それに外国人観光客も激増しています。
新世界が観光地であるということは、初めて新世界を訪れる人がますます増えることでもあります。
このような観光地には情報発信力が不可欠です。
ブログ、Twitter、Facebook、Instagramなど、SNSが普及していますが、これらの情報発信ツールは、20代〜30代が中心で、40代〜50代以上になると利用者は少なくなる傾向にあります。
そんな中、2016年9月、新世界にとって初となる観光案内所がオープンしました。
長年の間、お好み焼「きよ」として営業してましたが、店主である西岡氏が高齢のため、約2年間、閉店してました。
しかし、店主さんの新世界に対する思いが熱く、新世界の活性化のためになるようにと、店舗を改装し、「新世界まちなか案内所」を始めました。
外観は、どことなく、お好み焼き屋さんの雰囲気が残っていますね。
案内所の特徴は、より幅広い世代の人達が情報を受け取ることができる場であり、ポスターやパンフレットなどの紙媒体と、人による応対によって、より確かな情報を提供できるでしょう。
また、店内には新世界アーカイブコーナーとして、新世界の歴史パネルが展示されたり、新世界の歴史を紹介するビデオが流れています。
西岡所長は、「新世界まちなか案内所」が店舗のチラシや観光施設などのパンフレットが手に入る場所としての役割だけでなく、地元商店主と観光客がふれあいを持てる場になることを目指しておられます。
ところで、新世界まちなか案内所にはビリケンさんが鎮座しています。
オープン当初は、通天閣から「平成のビリケン」(出張やイベント時に登場するビリケンさん)を預かり展示してましたが、先日より、通天閣の2代目ビリケンさんが鎮座するようになっています。
現在の通天閣、展望台にあるのは3代目ビリケンさんで、それ以前は、2代目ビリケンさんが鎮座してました。
長年の間、通天閣に鎮座し、多くの人の願いが詰まった2代目ビリケンさん、足の裏は深く掘れていて、多くの人の願いが込められたビリケンさんです。
是非、「新世界まちなか案内所」で、2代目ビリケンさんに願い事をしてみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho
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