まだまだ寒い日が続いています。
そんな季節だからこそ、鍋物が恋しくなりますね。
新世界で鍋物と言えば、「づぼらや」の「てっちり」でしょう。
「てっちり」と呼ぶのは大阪の方が多く、フグを使った鍋のことをいわゆる大阪弁で「てっちり」と呼ばれています。
全国的には、「ふぐちり」や「ふぐ鍋」と呼ばれています。
フグ食禁止令が出されていた江戸時代のころに、大きな声でフグを食べようということができず、隠語として「てっちり」がうまれたそうです。
てっちりの語源は、フグは強烈な毒をもっており、それに”あたると死んでしまう”ことから、「鉄砲」と呼ばれていました。
また、昆布だしや熱湯で煮ながらポン酢や醤油に薬味を加えて食べる鍋のことを「ちり」といい、「鉄砲のチリ」から、「てっちり」になったといわれています。
フグを調理するのには資格が必要で、もちろん、「づぼらや」でも資格を持った調理師がフグを調理しています。
私の若い頃から、てっちりと言えば、贅沢な鍋物という印象がありますが、たまには「づぼらや」でフグ三昧してはいかがでしょうか。
一方、「づぼらや」の向かいにある串かつ「横綱 通天閣店」の名物は、ちゃんこ鍋です。
ボリューム満点で、リーズナブルな値段、ちゃんこ鍋もオススメです。
ちなみに私、横綱のちゃんこ鍋にハマり中です。
新世界のご当地グルメは、串かつだけではありません。
寒い季節は鍋物でお楽しみください。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※;当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。