先日も掲載しましたが、2月1日、通天閣の恒例行事「節分福豆まき」が盛大に開催されました。
通天閣の節分福豆まきは、1957(昭和32)年から続く行事であり、大阪府市民の繁栄と幸福を祈願することを目的に、毎年各方面で活躍している人を招いて開催され、新聞やテレビでも紹介されている名物行事です。
今年は、2月1日〜10日まで大阪松竹座公演「泣いたらアカンで通天閣」が始まるのに合わせ、赤井英和さん、三倉茉奈さんらが参加しました。
一方、2月3日、新世界市場を中心に「大節分大会」が行われ、新世界の商店街を鬼に扮した人達が練り歩きました。
顔触れを見ると、新世界市場で活動するセルフ祭の皆さんでした。
セルフ祭とは、2012年にシャッター街になりつつある新世界市場を盛り上げようと始まったお祭りで、現在は1年に1回程度、定期的に開催しています。
「誰でも参加OK」を掲げる21世紀型の奇祭でもあり、会場に一芸ステージやアート作品の販売などが行われます。
毎回、アーケード内に奇抜な装飾が施され、来場者からは「カオスすぎる」などとSNSを中心に大きな話題になっています。
通天閣の節分福豆まきは、テレビや新聞などによって全国に向けて大々的に発信する大阪の名物行事です。
一方、セルフ祭のメンバー達による大節分大会は、人情と熱意を感じる個性的な練り歩きでした。
このように、タワーと街とで、節分をテーマに多彩なイベントが混在しているところが、新世界のおもしろさでもあるでしょう。
大阪のシンボルタワーとして大々的に開催する通天閣の行事、新世界の地べたで行われる庶民の手作り行事、どちらも新世界らしさが溢れたイベントになっています。
通天閣と新世界、それぞれの立場での頑張りによって、共に発展していくことを期待しています。
☆セルフ祭による新世界市場 大節分大会の様子が、「新世界ネット」に動画で紹介されてます。
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