新世界は、今や大阪を代表する観光地になり、串かつを中心とした大阪のB級グルメが集まったエリアでもあります。
新世界というエリア名は全国的に知られてますが、実は小さな街なんです。
新世界は一本道を入ったら、雰囲気がごろっと変わると言われたことがありますが、確かにその通りでしょう。
通天閣から少し西に入ると、大阪の下町情緒があり、どこか昭和な雰囲気が漂う街並みが広がります。
昭和の時代からの喫茶店や中華屋があり、地元の人達が集う場所でもあります。
昨年、ホステルという形態の宿泊施設ができ、外国人宿泊客の姿も目立つエリアにもなっています。
実は、この道は堺筋から通天閣へ入る一歩通行で、通天閣下のタクシー乗り場に向かうタクシーがよく入ってきます。
タクシーのベテラン運転手さんはよく知っておられますが、新米の運転手さんの中には、この道を知らない人が多いようで、私がタクシーで新世界に帰るとき、よく運転手さんに説明することがあります。
ところで、私はこの道にある「喫茶フーケ」でモーニングサービスをいただくことがあります。
喫茶店のお客さんは、常連さんが中心で、とくにモーニングサービスの時間帯はお年を召された常連さんが目立ちます。
最近、新世界にもカフェという形態のお店ができてますが、カフェのお客さんを見ると、テーブルに座ってノートパソコンやスマホを眺めている方が多いようです。
カフェは、Wi-Fi の充実が必須になっています。
一方、喫茶店のお客さんは、新聞を読まれています。
一般の新聞、スポーツ新聞、それらは喫茶店に完備されてる場合がほとんどです。
それに喫茶店には灰皿が常設、全席喫煙席です。
コーヒーを飲みながらくつろぐ場所として、カフェと喫茶店はかなり違いがありますね。
カフェ=平成、喫茶店=昭和、大雑把なイメージですが、全国から海外から多くの観光客が訪れ、若い世代の人たちが集う新世界に、様々な時代が混在してることを実感します。
新世界のおもしろさを考えるとき、地元の私にとっても興味が尽きず、奥深いものを感じます。
★Twitter@shinsekaizyoho
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