歳を重ねるたびに、一年が過ぎるのが早く感じる今日この頃、12月がすぐそこまで来ています。
12月の風物詩といえば、忠臣蔵。
「忠臣蔵」には時代を超えて日本人の胸を打つ不朽不滅のドラマがあり、日本人が美徳とする心の美学がこめられています。
権力による不公平を堂々と糾弾して、目的を成し遂げた赤穂浪士の仇討ちは、いつの世の庶民にとっても壮快なものです。
同時に、そこには一つの尊い使命のために、己の命を捧げようという自己犠牲の精神が貫かれ、現代でも、日本人の心に感動を与えてくれるのが、「忠臣蔵」でしょう。
ところで、大阪義士会が主催する「大阪義士祭 子ども義士時代行列」が新世界でも行われます。
大阪義士祭は、忠臣蔵で知られる浅野内匠頭の大阪の菩提寺である吉祥寺で行われるお祭りです。
毎年、四十七士の石像前での法要や、奉納行事、子ども四十七義士時代行列が行われます。
子ども義士時代行列のルートに、4年前から新世界も入り、今年は12月10日(日)、子ども義士達が新世界を練り歩きます。
子ども行列達が新世界に到着するのが、14時頃の予定で、約1時間、四十七義士の名前が入った衣装を来て、新世界を練り歩きます。
もちろん、大石内蔵助が先頭で、新世界での行列のルートは下記の予定です。
堺筋〜づぼらや前〜スパワールド階段下〜通天閣下〜通天閣本通商店街〜浪速警察署
子ども義士時代行列は、新世界では4回目となり、新世界の名物行事になりつつあります。
また、外国人観光客も含め、新世界には多くの観光客が訪れ、子ども義士時代行列の写真を撮る人も目立ちます。
12月10日は、是非、新世界で赤穂浪士、忠臣蔵を体感してください。
写真は、昨年12月に新世界で行われた子ども義士時代行列の様子です。