新世界で甘党といえば『三好』、地元の方なら誰もが口を揃えていうでしょう。
地元の人達や観光客に人気があった甘党「三好」さんが、10月9日をもって閉店されました。
お店のシャッターには、閉店のお知らせの貼紙がありました。
私が幼少の頃、祖父に「なんか甘いもん食べに行こか」と言われて、甘党『三好』に行った記憶があります。
大人になっても「なんか甘いもん食べに行こか」と思えば、甘党『三好』でした。
学生の頃には、「かき氷」を注文し、ミルク金時にアイスクリ-ムと白玉をつけてもらったことがあり、贅沢なかき氷を食べたものです。
甘党『三好』は通天閣本通商店街にあり、こじんまりしたお店で、懐かしい「昭和」の雰囲気が残る、温かさを感じる店内でした。
糸切り団子
おはぎ
さくら餅
私の幼少期からの思い出が詰まったお店でもあり、これから甘党「三好」で『甘いもん』を食べれなくなると思うと、寂しい気持ちになります。
店主さんの高齢化、後継者問題など、昔ながらの自営業が廃業していくのは、どこの商店街でも共通の課題でしょう。
新世界も同様、毎年のように、古くから営業してきたお店が減っています。
時代の流れと共に、年々、新世界の街並みが発展的に変貌していく中で、古き良き昭和が、ひとつひとつ無くなってきているのを目の当たりにして、一抹の寂しさを感じる今日この頃です。
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