昔、ハロウィンという行事は日本ではあまり馴染みはありませんでした。
50歳代の私にとって、クリスマスは馴染みがありますが、ハロウィンは馴染みがありません。
いつ頃から日本でもハロウィンが定着してきたのかというと、1990年代後半より始まった東京ディズニーランドのイベントを筆頭として、各地でのハロウィンイベントの開催が増えました。
さらに2000年代後半より菓子メーカーが相次いでハロウィン商戦に参入したことなどを契機としながら、2010年代中盤には、SNSの普及にも後押しされて市場規模が拡大していきました。
今では、店頭・街中でのハロウィン装飾が見られるようになったほか、特に20歳代の若者による仮装・コスプレのイベントとして日本式にアレンジされたハロウィンが行われています。
今年も9月中盤になると、大阪ミナミやキタなどの歓楽街では、ハロウィン装飾が溢れています。
しかし新世界では、未だにハロウィンには馴染みがないようで、ハロウィン装飾はほとんど見られません。
街並みも変わり、若い世代の観光客が増えた新世界ですが、どうもハロウィンやクリスマスの盛り上がりが少ないようです。
これも新世界の特徴というか個性というか、新世界は他の歓楽街とは違う形で進化してきた街だと再認識します。
そんな中、先日、「HOME HOSTEL」の社長さんから、隣接するカフェ「T-GREEN’S新世界店」と一緒に、ハロウィンイベントを検討しているという話がありました。
詳しい企画内容は、これからの話だそうですが、私の店「BUNGA CAFE」ともコラボしましょうという話でした。
詳細はこれからですが、そのような話をしていただけるのは、本当に嬉しいことです。
これまでも新世界にある串かつ店で、ハロウィンイベントを開催していたこともありましたが、街全体の雰囲気がハロウィン色に包まれることはありませんでした。
新世界にハロウィンイベントが定着していくことで、新たな客層を呼び込める期間になるかもしれませんね。
「HOME HOSTEL」が中心となるハロウィンイベントで、新世界にも新しい風が吹くことを期待しています。
また、外国人宿泊客が多い「HOME HOSTEL」では、毎月1回、英語落語を開催しています。
「HOME HOSTEL」の若き社長さんの行動力には、いつも感心していますが、遊びに来ても宿泊しても、ますます楽しい新世界に発展していくことを願っています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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