昨日、9月20日(水)、島根県松江市立八雲中学校の生徒達による商人体験が新世界で行われました。
島根県の特産品を生徒達によって、新世界の商店街で販売をします。
午前11時30分、引率の先生方、旅行会社の添乗員さん、そして71名の生徒達が通天閣の下に集合しました。
「始まりの会」として、新世界町会連合会の会長、スタッフとしてお手伝いしてくれるお笑い芸人さんの挨拶があり、その後、生徒達は販売場所に移動します。
販売場所は、商人体験に参加する生徒達の人数によって、1箇所の場合や3箇所の場合があります。
あらかじめ、学校内で、班分けや準備の仕方、販売方法などをレクチャーされてる場合が多いのですが、やはり、当日は販売準備の段階からドタバタになりました。
しかし、販売が始まり、30分、1時間と経過していくうちに、生徒達の声も大きくなり、売るために積極的に動くようになりました。
新世界での特産品販売では、販売場所だけにとどまらず、生徒達が商品を持ち歩いて通行人などに売る、いわゆる行商を勧めています。
大阪を代表する観光地である新世界では、平日の昼間でも多くの観光客が訪れます。
ちょっと遊び心を持った観光客の方々には、生徒達の行商はかなり効果があるようです。
中には、立ち飲み屋のお客さんに「どっから来たんや?何を売ってるの?」と聞かれ、そのお客さんにも買ってもらったという強者もいたようです。
販売ブース、行商、共に、八雲中学校の生徒達の積極性は秀でたものがあり、約2時間の販売時間が予定されてましたが、生徒達の頑張りで、2箇所とも1時間30分で完売になりました。
販売された商品は、一部ですが、写真の通りです。
そして、こんなキーホルダーもありました。
「島根の吉田くん」というキャラクターで、島根県では有名らしい。
しかし、いちばん大事なことは、生徒達が元気な声を出し、積極的に動くことが、いちばん成果が出る販売方法でしょう。
新世界での商人体験が、生徒達にとって貴重な経験になり、中学時代の思い出になれば嬉しいことです。
最後は通天閣下で「終わりの会」を行い、バスで出発するのを見送りました。
生徒達の修学旅行の日程は残っているそうで、楽しい旅になることを願っています。
新世界での体験学習を検討している学校の先生方や旅行会社の方は、このブログの記事を参考にされているそうで、今日のブログは、特に解りやすく書いてみました。
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