下の写真、何だかわかりますか?
これは通天閣のてっぺんにある天気予報のネオンなんです。
通天閣の屋外展望台「天望パラダイス」に上れば、間近に見ることができます。
しかし、通天閣のてっぺんが天気予報になっていることを知らない人が多いようです。
ちなみにこのネオン、晴れの時は「白」、曇りは「オレンジ」、雨は「青」といった色で点灯。
晴れ時々曇りなどの場合は、上半分が白色、下半分がオレンジ色に点灯します。
そして、これらの色以外に、ピンク色に輝くレアな表示があります。
実は、雪の表示がピンク色になっていて、大阪での雪予報が少ないため、天気予報ネオンがピンク色に輝くのは年に1度あるかないかの光景だそうです。
先日、ある観光客が、今の時代に通天閣のてっぺんの天気予報が必要かどうかについて話をされてました。
明日の天気予報はテレビだけでなく、スマホでも観ることができ、一時間毎の雨雲の動きも知ることができる時代です。
それでも私は、一日に一回は通天閣のてっぺんの天気予報をチェックするのが習慣になっています。
夜になってライトアップされた通天閣を見上げ、ついでに天気予報をチェックして、「おっ、明日は晴れやな!」と安堵する、ちょっとした風情を感じます。
日常の中で多くの人に通天閣を眺めてもらい、愛着を持ってもらえるよう、通天閣に大時計や天気予報が設置されたという話を聞いたことがあります。
もちろん、天望パラダイスからは天気予報のネオンだけが見えるわけではありません。
あべのハルカス、天王寺動物園、大阪城など、大阪の景色を楽しむことができます。
新世界に来られたら、通天閣のライトアップ、天気予報を眺め、そして展望台からの大阪の眺望をお楽しみください。
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