新世界の街中を巡る観光人力車は、今や新世界の名物的な存在になっています。
観光人力車は、2012年、新世界100周年を機に、新世界で運行を始めました。
最初は期間限定での企画として運行を始めましたが、その後、毎日運行するようになりました。
俥夫による新世界のガイドは、正確な内容を観光客に伝えてくれといると地元でも評判です。
また、新世界に来られる観光客にいっそう楽しんでもらえるよう、毎朝の新世界の掃除も頑張ってくれてます。
人力車の観光ルートは、新世界の町巡りコースの他に、お客さんの要望に応じて、安居神社、あべのハルカス、難波方面、それに大阪城まで行くときもあるそうです。
運行を始めた頃は、知名度もなく、なかなかお客さんに乗ってもらえない時期もあったようです。
京都・嵐山の人力車は有名ですが、新世界にも人力車があることを知ってもらえるよう、日々、頑張って運行されてました。
最近は、人力車に乗って新世界を巡るお客さんも増え、また、ツイッターなどSNSでの情報発信にも力を入れておられます。
観光人力車は、７月２１日に行われた新世界夏祭りにも参加し、だんじりや神輿と共に新世界を巡行しました。
今や観光人力車は、新世界の顔になっています。
ところで、９月１０日（日）、浪速公園で開催される「第４３回 ナニワ区民まつり」に、新世界観光人力車が初めて参加することになりました。
人力車の試乗体験コーナーは、浪速区商店会連盟の企画であり、新世界公園本通商店会から人力車を出すことになりました。
今回のパンフレットの表紙には、人力車が描かれています。
ふだんは、観光客を乗せて走る人力車ですが、「ナニワ区民まつり」では、浪速区の子供達も人力車を体験できます。
このように、新世界の観光人力車は、地元に根付いた運行をしています。
これからの浪速区、新世界がますます元気になるよう、人力車が牽引していってほしいと思います。
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