大阪観光局からの依頼により、新世界町会連合会では全国から中学生、高校生の体験学習を受け入れています。
新世界の商店街内で、生徒達の地元特産品を販売する商人体験や地元PR活動を行います。
新世界での商人体験は、6年程前から始まり、今では年間6〜7校が来られます。
これから秋に向けて修学旅行シーズンでもあり、毎月のように商人体験が予定されています。
先日、ある学校の先生が、商人体験のための下見に来られました。
夏休みのお盆前で、すでに新世界は多くの観光客で賑やかでした。
秋の平日での商人体験ですから、夏休みほどの賑わいはないでしょう。
そのような新世界の様子も含め、当日のスケジュール、販売場所の確認、販売する商品の種類や値段、その他、細かい打ち合わせをしました。
生徒達の集合場所は、下の写真の通り、通天閣下、王将碑前広場です。
いつもこの場所に生徒達が集合し、始まりの会をして、特産品販売にかかります。
写真は、以前に行われた商人体験の「始まりの会」の様子です。
特に、今回は商人体験を行うこと自体、初めての学校で、先生方にとっても未知の領域で、心配されてたようでしたが、実際に新世界に来られて、私達スタッフと打ち合わせをして、新世界での商人体験のイメージが掴めたそうです。
大阪では、他にも商人体験などを受け入れている商店街があるようですが、それぞれの商店街によって、地元の人達の対応や販売システムが違うそうです。
新世界は地域密着の商店街ではなく、全国から、海外から多くの観光客が訪れる場所であり、商人体験では、それぞれの場所に適した売り易い商品を選ぶことも重要でしょう。
商人体験については、原則として、旅行代理店から大阪観光局に問い合わせがあり、その後、旅行代理店と新世界とで打ち合わせが進みます。
実際に学校の先生が下見に来られる場合と、来られない場合がありますが、これまでの経験上、商品を販売する生徒達のことをいちばんよく知る先生方が、新世界に下見に来て、私達と話をして、新世界での商人体験のイメージを掴んでもらえる方が望ましく、当日の商人体験がスムーズに進行していくように思います。
秋の商人体験の詳細が決まれば、随時、ブログで紹介していきます。
多くの生徒達が、特産品販売や地元PR活動を通じて、新世界に親しみを持ち、そして、生徒達が生まれ育った地域に、より一層の愛着を持つようになれば嬉しいことです。
これからも多くの学校が新世界を商人体験や地元PR活動の場に選んでもらえることを楽しみにしています。
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