クラウドファンディング

通天閣で展望を楽しんだ後は、100年前の通天閣・新世界の歴史も体感してみてください☆

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最近、新世界でお店を始められた方と話をする機会がありました。

雑談の中で、新世界の歴史についての話になり、通天閣の天井画のことを聞いたところ、「通天閣の天井に絵が描かれてますが、あれは何の絵ですか?」と質問されました。

新世界でも若い世代の人達による出店が増えてきて、活気に溢れていますが、新世界の歴史など、奥深いところまで勉強されてない方が多いでしょう。

世代的にも仕方ないことであり、それを語り継いでいくのも私達の世代になってきてることを感じました。



通天閣の下を通る時、頭上に色鮮やかな天井画を観ることができます。
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天井画は八角形で縦横が約17メートル。

初代通天閣の天井画でも広告企業だった「クラブコスメチックス(当時は中山太陽堂)」が、2015年に寄贈したものです。


下の写真は、初代通天閣の天井画です。

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日本画家の沖谷晃司さんが当時の写真などをもとに原画を制作し、印刷したフィルムを貼り付けました。

画題は「花園に遊ぶクジャク図」で3羽のクジャクなどが描かれいて、初代通天閣の天井画が2代目通天閣で復活しています。


1912年、初代通天閣を中心に、一大娯楽施設「ルナパーク」が開業しました。
通天閣3階には、ルナパークのジオラマがあり、当時の様子を観ることができます。
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ルナパークのコンセプトはニューヨークの「コニーアイランド」を参考にし、1912年〜1923年まで営業されました。

新世界の原型であるルナパークでは、初代通天閣から入り口までロープウェイが伸びているなど、当時では最新の娯楽施設であり、最新の技術が集まっていました。


また、初代通天閣は、パリの凱旋門にエッフェル塔の上半分を乗せたようなユニークな形をしてました。

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初代通天閣の天井画が、今の通天閣で復活し、3階には、ルナパークのジオラマの他、通天閣の歴史を紹介するコーナーもあります。


通天閣の入場者の世代も若くなり、また、外国人観光客も増え、通天閣や新世界の歴史を知らない方が増えてきたように思います。

通天閣の展望を楽しんだ後は、100年前の通天閣・新世界の姿を体感してみてください。





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