昨日も掲載しましたが、7月21日、新世界夏祭り「だんじり・神輿巡行」が行われ、新世界らしく賑やかな巡行になりました。
新世界には全国からの観光客、それに外国人観光客も多く、新世界の街中を巡行する神輿やだんじりの写真を撮る人が増えています。
廣田神社の夏祭りの一環での地域の祭り「だんじり・神輿巡行」ですが、新世界という場所柄、「だんじりカーニバル」というショーが繰り広げられているような雰囲気も感じます。
時代と共に、祭りの性質も変わり、新世界に合った祭りの形態で発展しています。
そんな新世界夏祭りに、今年、初参加の団体がありました。
奈良県から「天平楽座」という団体が参加してくれました。
奈良時代の天平衣装を見に纏い、新世界を練り歩きました。
この衣装ですから、かなり暑かったと思いますが、午前の部、午後の部、共に参加し、巡行が華やかになりました。
また、新世界と共に生誕105周年を迎えた奈良県黒滝村からは、昨年に続き、笛隊が参加してくれました。
巡行の先頭には提灯持ちという役割がありますが、昨年まで提灯持ちをしていた方が高齢のため引退され、今年から新しい試みとして、女性の方にお願いすることになりました。
ダンス&ボーカルグループ「hona」から小日向萌さん、益田あゆみさんが先頭に立ち、提灯持ちを行いました。
それに、新世界のスタッフの衣装も今年から新しいデザインになっています。
巡行の先頭に女性が立つ姿もなかなか絵になりますね。
巡行の主役でもある、だんじり太鼓を打つ地元の子供達も練習の成果を発揮できたようです。
午前の部 2時間、午後の部 2時間、合計4時間ほどの巡行ですが、それを実現するために、中心メンバーは何カ月も前から準備を始めています。
現場では、来年に向けての課題も見つかりましたが、それを改善しつつ、来年の新世界夏祭りが今年以上に賑やかになることを目標に動き出しています。
60年以上続く新世界夏祭りをこれからも続けていくには、毎年、発展させていく気持ちが大事であり、地元の若い世代が参加したいと思う祭りになるよう、頑張っていきたいと思います。
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