ジャンジャン横丁の南入口から階段を上がったところに、新世界交番があります。
スパワールドや旧フェスティバルゲートが完成する際に、この場所に移動しましたが、それまでは、ジャンジャン横丁の南入口にあり、よく新世界交番前に巡査が立ち、職務質問をする光景が思い出されます。
私が若い頃の新世界は、今のような観光地というより、ガラが悪いイメージがあり、新世界交番前での職務質問は、かなり効果的だったと聞いたことがありました。
ところで、新世界交番の巡査さんと地域住民のコミュニケーションを持つ組織として、新世界交番連絡協議会があります。
新世界交番連絡協議会は、今年の春にも行われ、警察からは地域の犯罪状況の報告や、協議会のメンバーから警察への要望など、警察との連絡を密にしていく場でもあります。
新世界交番では、地域住民に防犯意識の向上や情報共有のために「新世界交番だより」を作成しています。
特に最近、「新世界交番だより」に力を入れておられるそうで、毎月1回発行し、地域に配付しています。
「新世界交番だより」によって、新世界交番と地域住民との距離感が近くなり、防犯意識も高まるように思います。
「新世界交番だより」には、地域を代表する人達からのコメント欄があり、7月号には、新世界町会連合会長の言葉もありました。
つい先日、8月号「新世界交番だより」作成にあたり、連絡協議会のメンバーとして私が取材を受けました。
もちろん、新世界交番の巡査さんによる取材と撮影でした。
制服を着た巡査さんに写真を撮られるのは、今まで新聞やテレビでの撮影とは違う、なんとなく緊張感がありました。
ひと昔前とは違い、大阪を代表する観光地として認知された新世界には、若い世代の人たちや外国人観光客が増えています。
街も変貌し、来訪者の層も変わり、犯罪の種類も変わっていくでしょう。
新たな視点に立って、地域住民による防犯活動をしていく必要があると思います。
新世界交番と地域団体とのコミュニケーションが、様々な問題解決の第一歩になることを期待しています。
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