商店街の共通の課題でもありますが、商店主の高齢化、後継者不足、近隣に大型量販店の進出などの影響で、シャッターが閉まったままの店が増え、衰退傾向にある商店街が増えているようです。
商店街の大小に関わらず、起こりうる状況です。
100年以上の歴史がある新世界市場でも同様、シャッターが閉まったままの店が増えています。
さて、先日から気になってましたが、新世界市場に赤い提灯が並んでいます。
何か催しでもするのかなぁ〜と思ってたところ、新世界市場にこのようなポスターが貼られてました。
7月16日(日)、「Wマーケット」という催しがあるようです。
「Wマーケット(WEEKEND PRICELESS MARKET)」は、日本では珍しい‟値札のない“マーケットです。
各商品の値段はお店の人との交渉により決定するなど、市場の「セリ」のような感覚で買い物が楽しめるらしい。
ある商店主さんは、「Wマーケットという催しは、新世界市場では初めての試みであり、どんな雰囲気の催しになるのか、お客さんが来てくれるのか心配ですが、シャッターが閉まったままの店が増える新世界市場に興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいことです。」と、おっしゃってました。
新世界市場の内部の人は、自分達の商店街の魅力をなかなか見つけられないものですが、この機会に、外部の人が新世界市場の魅力を発掘してもらいたいと、期待を寄せています。
ところで、Wマーケットに、今年4月、新世界にオープンした「HOME HOSTEL OSAKA」からも出店するそうです。
「HOME HOSTEL OSAKA」の副支配人さんから話をうかがいました。
「デザインアーティストとしても活躍し、独特の感性で描きあげるxibaの絵画と、各国で学んだ手芸の技で作り出すmidoriのアクセサリーを是非実際に手に取り、世界観を存分に味わってみてください。
Wマーケットを多くの人に楽しんでもらい、新世界を盛り上げていきたいと思います!
7/16にWマーケットでお会いしましょう!」
と意気込みを感じました。
「HOME HOSTEL OSAKA」のスタッフも参加するそうです。
通天閣より南エリアは、串かつ屋さんがひしめき合う街であり、多くの観光客で賑わっています。
一方、通天閣より北エリアは昭和の風情が残り、下町情緒をかんじます。
新世界がこれからも発展していくには、通天閣より北エリアの盛り上がりが必要でしょう。
新世界市場のチャレンジは、新世界北エリアにとって、大きなエネルギーになるでしょう。
新世界市場で開催されるWマーケット、どのような催しになるのか、楽しみにしたいと思います。
新世界市場で開催される「Wマーケット」についての詳細は、下記ホームページをご覧ください。
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