時代の流れと共に、新世界の街並みも変貌し、 古き良き昭和が、年々、消えていくのを見るのは一抹の寂しさがあります。
逆に、「変わらない」ということは、新たなお店が進出しないということで、それでは商店街の発展はないでしょう。
古くから営業してきたお店の廃業→その跡に新しいお店が進出しない→店が閉まったまま→商店街の衰退
古くから営業してきたお店の廃業→その跡に新しいお店が進出→街並みの変貌→商店街の活性化
ざっくりですが、どの商店街でもこのような経路を辿り、衰退していく商店街、発展していく商店街に分かれるのが現状です。
今のところ、新世界では新しいお店の進出が増え、数年ぶりに新世界に来られた方は、街の雰囲気の変化に驚かれます。
ところで、新世界ではこの数年、「ニュー三共」「ジャンボ」と老舗パチンコ店の廃業が続き、今年1月、「朝日会館」も閉店しました。
バブル期には、新世界に10店舗以上のパチンコ店がひしめき合っていましたが、現在は「大栄ホール」「アルドーレ」の2店舗になりました。
一方、フェスティバルゲート跡地に、マルハン新世界店ができ、時代の流れの中、新世界のパチンコ事情にも大きな変化がありました。
そんな中、パチンコ「朝日会館」のビルが解体月始まるという話が舞い込みました。
朝日会館の場所には、私が生まれた時から建物があり、幼少期にはお化け屋敷があり、いつもオバケの人形を眺めながら建物の前を通ってました。
また、最上階にはサウナやビヤガーデンもあったそうです。
私にとって、朝日会館の建物は、あって当たり前のものでした。
朝日会館の建物が無かったら、どんな風景になるのか、イメージできない心境です。
時代の流れを受け入れつつも、特にこの数年、街が変貌するスピードが加速しているように感じる今日この頃です。
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