通天閣の屋外展望台「天望パラダイス」からJR新今宮駅方向を眺めると、写真のような広い空き地が見えます。
新聞やニュースで紹介されて、大きな話題になっている「星野リゾート」のホテル建設予定地です。
全国で高級旅館などを展開する「星野リゾート」は、大阪市のシンボル、通天閣の近くに、地元ならではのおもてなしを提供する高級ホテルを、平成34年に開業する計画を発表しました。
新たなホテルは、大阪およびその周辺を観光する旅行客が、大阪での滞在をより楽しむための宿泊施設として計画中。
開発を予定している場所の住所は、「大阪市浪速区恵美須西」になり、新世界エリアである恵美須東からは隣町になりますが、通天閣や新世界エリアの最寄り駅のひとつである新今宮駅前に位置し、都市観光を楽しみたい旅行客にとって魅力的なロケーション。
交通手段においても、南海電鉄・JR大阪環状線の新今宮駅、地下鉄御堂筋線・堺筋線の動物園前駅に隣接し、関西国際空港から直接アクセスもできます。
新世界のすぐ近くに星野リゾートが進出するというニュースは、新世界の商店主の間でも大きな話題であり、驚きの声もあります。
一方、上記のように、新世界及び周辺エリアは、いくつもの最寄り駅があり、昔から交通の便が良く、大阪の観光拠点になり得る要素は整ってました。
代表の星野氏によると、「潜在能力がある場所」と表現されてるように、以前から大きな可能性を秘めた場所でしたが、この空き地は長い間、動くことなく、地元にとっての課題でもありました。
新世界エリアや周辺エリアには、ホテルなどの宿泊施設が増えてきていますが、星野リゾートの進出は、街の変貌や外国人観光客など来訪者の変化を象徴するものに感じます。
開業予定は5年後のことですが、新世界のますますの発展に期待が膨らみます。
星野リゾートの新ホテル建設については、大阪日日新聞(4月25日 発売)にも掲載されました。
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