産経新聞 夕刊のトップ面、「産経新聞」という文字の横にあるコラム欄「編集余話」に、2月27日から12日間(日曜日は夕刊が休みのため除く)、新世界の話が連載されています。
『変わる新世界』というタイトルになっていて、この数年の新世界の動きがよく解ります。
3月7日の夕刊には、新世界の喫茶店には貼ってある「冷コーあります」のポスターが紹介されてました。
新世界には昭和の時代から営業している喫茶店が数多くあります。
「冷コー」とはアイスコーヒーのことで、もともとは店員さんどうしの業務用語だったそうです。
伝票にアイスコーヒーと書いたら長いので、「冷コー」「レイコー」と短く書いたのが始まりで、それがお客さんにも広がりました。
店員さんが注文を通す時も、「アイスコーヒー ワン」というより、「冷コー ワン」の方が言いやすく便利だったようです。
同じように、レモンスカッシュを「レスカ」、クリームソーダを「クリソ」などと言ってました。
大阪出身の50歳代の私達にとっては、「冷コー」という言葉は日常であり、久しぶりに聞くと懐かしさを感じます。
しかし、若い世代の人にとっては、全く使わない言葉になっているようです。
今から約4年ほど前、新世界援隊は、新世界に数多くある喫茶店の存在をアピールし、喫茶店に残る昭和文化の魅力を多くの人に知ってもらうため、3月10日を「喫茶店の日」(310=サテン)に制定しました。
「喫茶店の日」については、新聞やテレビでも紹介されました。
また、「冷コーあります」と書いたポスターも各喫茶店に貼ってもらいました。
「冷コーあります」のポスターの写真を撮る観光客もおられたり、若い世代の観光客は「冷コー」という言葉にチャレンジして注文する人もおられるようです。
また、今もなお、「冷コーあります」のポスターが新聞で紹介されることは嬉しく思います。
これから暖かくなるにつれ、「冷コー」の季節になってきます。
是非、新世界の喫茶店で「冷コー」をお楽しみください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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