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通天閣本通商店街の名物バナー☆誕生秘話

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地下鉄 堺筋線 恵美須町駅3番出口を上がると通天閣本通商店街に出ます。

正面には通天閣がそびえ、新世界の北の玄関でもある商店街です。
通天閣本通商店街は、両側にアーケードがあり、その中に並ぶバナーは、ちょっとした名物バナーになっています。
実はこのバナー、新世界の四季を表現した絵が描かれていて、道行く人からは、「ほのぼのした絵で素敵ですね」という声もあります。
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このバナーの絵は、通天閣本通商店街にあったマツバヤ書店(現在は閉店してます)の店主である松葉健さんによるものです。
当時、松葉健さんは書店を営みながら、漫画家としても活躍されておられました。
今日のブログは、このバナーの誕生秘話を紹介することにします。
おそらく、今から10年程のこと、私が40歳を過ぎたぐらいで、通天閣では現在の副社長が就任されて間もない頃だったと思います。
私と通天閣の副社長が、通天閣本通商店街に何か特色があるものを作ろうと相談し、商店街の役員さんの了解を得て、アーケードに通天閣本通商店街らしさが表現できるバナーを並べようということになりました。
問題はデザインですが、新世界が生んだ漫画家である松葉健さんに話を持ちかけました。
松葉さんは、私達のような若造の話を熱心に聞いてくれて、快くバナーのデザインを考えてくれることになりました。
松葉さんは、新世界の四季を感じることができる絵を提案していただき、何回も描き直し、新世界の春夏秋冬を表現したデザインが出来上がりました。
「新世界への恩返しのつもりで、自分ができることなら協力します」と、デザイン料も無しで、心のこもった絵が描かれたバナーが通天閣本通商店街に並ぶことになりました。
現在、私は新世界の活性化のために活動していますが、私と通天閣の副社長が最初に手掛けた街の仕事が通天閣本通商店街のバナーでした。
通天閣本通商店街のバナーは、期間限定でキン肉マンやその他の広告バナーになったことがありますが、現在は松葉さんが描いたバナーが復活し並んでいます。
通天閣本通商店街に来られたら、是非、バナーにも目を向けて、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。
★Twitter@shinsekaizyoho
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