新世界生誕105周年にあたる2017年がスタートしました。
年々、新世界の商店街は変貌が続き、今年も新世界にとっは変化の年になるでしょう。
ところで昨年末、12月29日、30日の2日間、新世界では防犯委員による歳末夜警が行われました。
これは年末の恒例行事であり、他の地域でも行われています。
拍子木をカチカチと鳴らし、「火の用心!」と掛け声をかけ、毎年参加する私にとって、年の瀬を実感する行事です。
新世界は、年末には観光客も多く、拍子木を鳴らしながら歩く光景を見て感動する人もおられました。
ある観光客は「ほんまもんを見た!」と言いながら、少しの間、一緒に歩いてくれました。
観光で来られたファミリーが、歳末夜警に興味を持って見ておられた時など、お子様に拍子木を渡して一緒にカチカチと鳴らしてもらうなど、新世界の防犯委員の観光客に対する温かさも感じました。
新世界には新しいお店も増え、世代交代が進んでいってますが、地元の防犯委員による歳末夜警は、昭和時代から続いています。
また最近では若い世代の防犯委員も増え、一年に一回、年末に地域の人達と新世界を歩くことは、何よりも親睦に繋がります。
街の雰囲気が変わり行く中、長年の間、変わらず続けているもののひとつが歳末夜警です。
年末の慌ただしい中、歳末夜警に集まる地元商店主さんを見て、多くの人達の新世界への愛着を感じた今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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