新世界のある場所に、写真のような「ニューワールド写真館」という看板がありますが、どこにあるかわかりますか?
おそらく昭和30年代のことだと思いますが、当時は写真というものが、まだまだ普及してなかった時代で、写真を撮ってもらうために多くの人が訪れたそうです。
ところで先日、喫茶ドレミにモーニングサービスを食べに行ってきました。
コーヒーにトースト、茹で卵がついて、お得なモーニングサービスです。
新世界には多くの喫茶店があり、ほとんどのお店でモーニングサービスをしていて、朝のひと時をゆっくり過ごすことができるでしょう。
モーニングサービスを楽しみながらメニューを眺めると、昭和時代からの喫茶店メニューが並んでいます。
メニューには、イタリアンスパゲティーもあります。
スイーツでは、ピーチメルバーというものがあります。
「ピーチメルバ」は、19世紀後半から20世紀初頭に絶大な人気を誇っていたオーストラリア出身の「ネリー・メルバ」というソプラノ歌手の名前が由来です。
彼女の大ファンだったサヴォイホテル(英国の名門ホテル)の料理長、オーギュスト・エスコフィエが考案しました。
歌手メルバがこのスイーツを気に入り、料理長にスイーツの名前を尋ねたところ、歌手の名前をとって「ピーチ・メルバと呼ばせて頂ければ光栄です。」と答えたそうです。
また、コーヒーの上に生クリームを載せた「ウインナーコーヒー」は、ウイーン風のコーヒーという意味だそうです。
喫茶店メニューの名前には、それぞれ由来があり、歴史と文化を感じます。
新世界で串かつのを食べたあとは、是非、喫茶店で昭和の文化をお楽しみください。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
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