11月になって、急に寒くなりましたね。
そんな時は鍋料理に限ります。
最近は新世界の名物は串かつになってますが、私が若い頃の新世界名物はフグと言われてました。
新世界でフグ料理といえば「づぼらや」が有名です。
新世界にある「づぼらや本店」は、大正9年(1920年)に創業しました。
道頓堀の「くいだおれ太郎」、カニ道楽のカニの看板、そして、づぼらやの巨大なフグの提灯は大阪を代表するものです。
ところで、フグのちり鍋を「てっちり」、フグの刺身を「てっさ」と言います。
その昔、フグは猛毒を持っていて「あたると死ぬ」と言われ、フグのことを「てっぽう」と呼んでました。
「てっぽう」のちり鍋だから「てっちり」、「てっぽう」の刺身だから「てっさ」と言われるようになったそうです。
先日、久しぶりに「づぼらや本店」にフグを食べに行ってきました。
寒い日には、何と言っても「てっちり」でしょう。
もちろん「てっさ」も注文しました。
フグの刺身のコリコリ感がたまりませんね。
「てっちり」に「てっさ」、これぞ新世界での最高の贅沢ですね。
てっちりの後は、出汁を使って雑炊を作ります。
身体も温まり、本当に美味しい鍋料理です。
最近は「づぼらや本店」にも外国人観光客も増えているそうです。
日本人でも外国人でも美味しいものは共通でしょう。
今年の冬は、是非、新世界で「てっちり」「てっさ」をお楽しみください。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※;当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。