朝日劇場の前にちょっとした人だかりが出来てました。
お芝居が終わり、役者さんがお客さんを送り出し、新世界の風物詩にもなっています。
朝日劇場では、今年から「吉本お笑いライブ」が行われてますが、10月と11月は大衆演劇が行われているそうです。
大衆演劇は、新世界の歴史と共に歩んできた文化でもあります。
また、スマートボールも新世界の名物として健在です。
一方、通天閣本通商店街に老舗のお好み焼店「うさぎや」がありますが、改築工事のため休業してましたが、建物も出来上がり、リニューアルオープンが近づいてるようです。
「うさぎや」は、昭和26年にオープンし、創業65年、卯年にオープンしたので、屋号を「うさぎや」にしたそうです。
古くからあるお店がリニューアルオープンし、これからも新世界にとって貴重なことでしょう。
一方、一昔前に比べ新世界の街並みは変わりました。
例えば、「大統領」のようにバイキング形式の串かつ店ができたり、来年の春頃、その横には新しくホステルが建つようです。
通天閣のすぐ近くに大きなお土産物店「ココモよってぇ屋」ができていますが、3〜4年前にはありませんでした。
数年ぶりに新世界に来られた人は、新世界の変貌に、皆さんびっくりされます。
来る10月28日には、現在の2代目通天閣が開業して60周年を迎えます。
新世界の変貌と共に、通天閣のタワー内部も変わりました。
以前、うちの店に来られたお客さんから、「通天閣に上ったけど、何もなかったわ。」などと言う方がおられました。
言われてみればいい確かにそうでした。
通天閣2階に、卓球台やマッサージチェア月あった時代が懐かしく感じます。
数回に渡るリニューアル工事を繰り返し、今年、開業60周年を迎える通天閣は、地階から展望台まで、以前のような雰囲気は無くなり、賑やかなタワーになっています。
新世界の変貌には一抹の寂しさがありますが、街の変貌に寂しさを感じてばかりではなく、時代の流れと共に自分自身も変わる必要があるでしょう。
新世界では老舗店であっても、将来も安定したお客さんが来る保証はありません。
時代の流れと共に人の価値観も変わり、人も店もそれに対応していかなければ生き残れないかもしれません。
世の中が変わるのは仕方がないことであり、それを否定しても発展はなく、未来の新世界に期待をしていきたいと思う今日この頃です。
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