下の写真は昭和40年代頃まであった「からさき」という食堂です。
通天閣から南へ約50mの場所にあり、ここの名物といえば「びっくりぜんざい」で、写真のように大きな看板が掲げられてました。
びっくりぜんざいは、昭和時代の新世界名物でもありました。
当時の新世界の常連さんといえば、労働者の方も多く、びっくりぜんざいは男のスイーツだったようです。
現在は、1階がローソン、2階・3階は、ギャラリーカフェ「Kirin(キリン)」というオシャレな空間になっています。
先日、当ブログで、新世界にオシャレなカフェが増えてきているという内容を掲載しましたが、ギャラリーカフェ「Kirin(キリン)」もそのひとつでしょう。
カフェの店内からは、目の前に通天閣がそびえているのが見えます。
動物の写真展などの他、様々な展示会や企画が行われ、ギャラリーとカフェが併設され、新世界の中では異空間的な場所になっています。
約半世紀で、「びっくりぜんざい」からギャラリーカフェの時代へ、新世界が労働者の遊び場から、若い女性を含め観光客の集う街になったことが解ります。
先日も紹介しましたが、ギャラリーカフェ「Kirin(キリン)」は、10月7日〜10日まで、「第二回 なにわ妖隗祭」の会場にもなっています。
開催場所は、「ギャラリー1616」と「ギャラリーカフェ Kirin」の2会場で、2つのギャラリーのコラボは、新しい新世界の姿かもしれませんね。
びっくりぜんざいが当時の時代のニーズなら、カフェやギャラリーは今の新世界のニーズとも言えるでしょう。
時代の流れとともに、人々のニーズ、街のニーズも移り変わっていくものですね。
ギャラリーカフェ「Kirin」ホームページ
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
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