先日、ジャンジャン横丁にある千成屋珈琲店が廃業したことが毎日新聞などで掲載されました。
千成屋珈琲店はミックスジュース発祥の店として、常連さんだけでなく、観光客からも人気がありました。
昭和の時代から営業されてきたお店が無くなるのは寂しいことです。
千成屋珈琲店の他にも、新世界には古くから営業されている喫茶店が数多くあります。
喫茶店ではコーヒーを注文するのが一般的なイメージですが、ある喫茶店の店主さんによると、コーヒーの注文は減少傾向にあり、ミックスジュース、クリームソーダ、パフェ、ホットケーキなどのスイーツ系が増えているそうです。
常連さんが多かった新世界から、観光客の多い新世界になり、客層も変わり、喫茶店に求めるニーズも変わってきたのかもしれませんね。
ところで最近、新世界にお洒落なカフェができてきました。
通天閣から西へ約50m、新しくできたホステル「THE PAX」の1階にカフェができてます。
通天閣本通商店街には、「カフェ BANANA」がオープンしています。
また、トラジャ産コーヒー店「スラウェシ・はビーンズ・ジャパン」もカフェとして営業しています。
どの店も、今までの新世界にはなかった雰囲気のお店で、女性客や外国人観光客も気軽に入りやすい空間になっています。
ところで、喫茶店とカフェの違いは何でしょうか?
法的な話をすると、カフェはアルコールの提供を行い、喫茶店ではアルコールは扱いません。
したがって、カフェの営業には酒の提供が許されている飲食店営業許可が必要で、喫茶店の営業には喫茶店営業許可になるそうです。
法的な話以外でいうと、カフェでは禁煙・喫煙席が分かれているのに対し、喫茶店では各テーブルに灰皿があります。
喫茶店には新聞があるが、カフェにはWi-Fiがある。
カフェではセルフサービスの店もあるが、喫茶店ではウエイトレスと呼ばれる女性スタッフがコーヒーを持ってきてくれる。
カフェはお洒落なイメージですが、喫茶店は昭和レトロなイメージ。
こんな感じに、カフェと喫茶店は様々な違いがあるようです。
これから新世界では、ホステルなどの新たな宿泊施設ができるようで、1階にはカフェができる可能性もあるでしょう。
新世界が昭和レトロな喫茶店の時代から、お洒落なカフェが並ぶ時代に変わっていくかもしれませんね。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
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