先日も掲載しましたが、ジャンジャン横丁の商店街内の壁面に掲示されている名物オブジェが、9月28日をもって撤去されることになりました。
新世界今昔写真展、誓いの鍵、恋人達の真実、運命の赤い糸など、ジャンジャン横丁に来られた人達に楽しんでもらえるよう、平成18年前後から商店主さんらがアイデアを出し合い、お金をかけずに手作りで完成させたものばかりです。
今や新世界の名物スポットにもなり、観光雑誌などにも載せられています。
その名物オブジェの中に、下の写真のような登録証があります。
現物の登録証を拡大し、パネルにして掲示しています。
もちろん、この登録証も撤去されるそうですが、内容を見ると、ジャンジャン横丁が大阪ミュージアムに登録されてるようです。
登録証には、当時の大阪府知事、橋下徹氏の名前も入っています。
ところで、大阪ミュージアムとは何かわかりますか?
大阪府内には、歴史的なまちなみや豊かなみどり・自然など、その場に立てば素晴らしい「空気感」を感じることのできる、魅力的な地域資源がたくさんあります。
大阪府では、『明るく、楽しく、わくわくするまち・大阪』を実現するため、まち全体を「ミュージアム」に見立て、魅力的な地域資源を発掘・再発見し、磨き・際立たせ、結びつけることにより、大阪のまちの魅力を内外に発信する「大阪ミュージアム」を推進しています。
大阪府民が発掘・再発見した地域の魅力、建物・まちなみ、みどり・自然、お祭りやイベントなどを登録しています。
平成28年1月現在、「大阪ミュージアム登録物」は、1272件にもなっているようです。
ジャンジャン横丁のオブジェが撤去され、認定証も取り外すことになりますが、ジャンジャン横丁が大阪ミュージアムの登録物であることは、忘れ去られてほしくないことです。
これからもジャンジャン横丁が、大阪の魅力的な地域資源のひとつとして、ますます発展していくことを期待しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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