新世界には多くの串かつ屋さんがあります。
その数、推定で40軒以上。
一方、新世界には喫茶店の数も多く、創業50年~80年という喫茶店も数多く営業されてます。
ミックスジュ−ス、クリ−ムソ−ダ、チョコレートパフェ、ホットケーキなど、昭和時代からのメニューがそのまま。
もちろん、『冷コー』もあります。
もともと、『冷コー』は店内の業務用語で、従業員どうしのやり取りで、アイスコ−ヒ−のことを『冷コー』と言ってました。
それがいつしか、お客さんも『冷コー』と言って注文するようになりました。
2012年、新世界の若手の会である新世界援隊は『冷コーあります』と書かれたポスターを作り、
新世界の喫茶店に掲示しています。普段、喫茶店に来る常連さんは、アイスコーヒーを注文する時、当たり前のように「冷コー」と言いますが、観光客にとってはすごく珍しいそうで、ポスターの写真を撮る人もいたり、好評だそうです。
また、最近になってもマスコミからの取材があり、1枚のポスターが、これほどの反響と効果を生むとは正直、驚いています。
2012年4月5日、讀賣新聞(夕刊)の「春便り」に新世界喫茶部のポスター『冷コーあります』が紹介されました。
一方、通天閣では昭和の文化のひとつである紙芝居のイベントが行われることになりました。
来月に開幕するリオデジャネイロ五輪に合わせ、世界4カ国の紙芝居師が母国語で披露する「紙芝居ニューワールドグランプリ」が、8人5日、午後6時から通天閣で開催されます。
大阪や海外で活動する東大阪市の若手紙芝居師、岩橋範季さんが、昔ながらの日本の文化である紙芝居の魅力を世界に発信しようと企画しました。
リオ五輪に負けないほどの熱い紙芝居バトルが、各国代表によって繰り広げられるでしょう。
新世界の魅力は串かつだけではありません。
喫茶店に紙芝居、是非、新世界で昭和体験をお楽しみ下さい。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。※;当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。