地下鉄堺筋線「恵美須町駅」3番出口からスグ、新世界市場があります。
大正3年7月に誕生した新世界市場は、黒門市場、木津市場とともに浪速三大市場ともに称されました。
新世界に立ち並ぶ料亭や割烹などの料理人が新鮮な食材を買い付けにくるほど品揃えが豊富で、1日の買物客月1万人を超える時代もあったそうです。
以前は新世界、及び近隣地域の台所として賑わいましたが、大型スーパーの進出や商店主に高齢化、後継者不足などの影響で、シャッターが閉まったままのお店が増えています。
そんな中、最近になって、新世界市場に新たなお店ができてきて、新世界の台所というより、新しいジャンルのお店が目立ちます。
写真は、ヒョウ柄の服を販売する「なにわ小町」、わざわざ他府県から来られるお客さんもおられるそうです。
また、老舗のお茶屋さん「大北軒」は、外国人観光客に人気だそうです。
お客さんの層も変わり、新世界市場に新たな風を感じるようになりました。
ところで、昨年9月、新世界市場では「新世界宵市場」と題して、昭和レトロなナイトバザールが開催されました。
かなり好評で、多くの人が新世界市場に来られ、ナイトマーケットを楽しまれました。
そして昨年に続き、来る7月30日、「新世界宵市場」が開催されることになりました。
新世界の一角に100年の時代を超えて存在する新世界市場が、真夏の夜にナイトマーケットを開催します。
アトリエ澤野のジャズあり、市場の各店が選りすぐりの商品を販売、この日限り飲食・物販ブースや立ち飲みコーナーもあります。
新世界市場以外からの特別出店では、「山中酒の店」からは鹿熊豚の角煮や地酒各種の販売、奈良県黒滝村からは「串こんにゃく・へそ餅」の販売、築港米穀店からは大阪港ビール・天保山ビールの販売、その他、沖縄物産や沖縄家庭料理など、様々な出店があるようです。
長さ150mのアーケードでは行われる昭和レトロなナイトバザールは、どこか感じる空間になるでしょう。
「新世界宵市場」で、郷愁を感じながら、ゆるやかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
【新世界宵市場】
7月30日(土)
午後3月〜午後9時(荒天中止)
場所/新世界市場
• 地下鉄堺筋線「恵美須町駅」3番出口より徒歩1分
• その他の最寄り駅
JR•南海「新今宮駅」
地下鉄「動物園前駅」
阪堺線「恵美須町駅」
★Twitter@shinsekaizyoho
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