ひと昔前、庶民の街と言われた新世界は、今や大阪を代表する観光地になっています。
新世界にいる観光客は、どの駅から、どの方面から来られているのか、商店主さんらと話をしたことがあります。
地下鉄御堂筋線「動物園前駅」、地下鉄堺筋線「恵美須町駅」、JR「新今宮駅」などから来られる方は多いでしょう。
一方、日本橋方面や天王寺方面から徒歩で来られる方も多いです。
車で来られる方や大型観光バスで来られる方もおられます。
特に、土・日曜日の新世界を観てみると、観光客は何処からともなく、町の四方八方から来られ、昼頃には多くの観光客で賑わっています。
結論としては、『いろんな交通手段で、いろんな方面から集まってくる』ということになっています。
新世界は駅前商店街ではないので、周辺地域の発展と賑わいが、新世界にも波及します。
うちの店に来られた観光客に聞くと、新世界や通天閣を目的に来られた人よりも、どこかに行ったついでに新世界に立ち寄った人が多いようです。
そういう意味では、天王寺動物園・公園の集客力アップに向けた動きは、新世界にとって大きな効果が期待されます。
あべの・天王寺・新世界の最新情報を発信するネット新聞「あべの経済新聞」によると、天王寺公園は9月中旬から、美術館前エリアと茶臼山エリアが早朝や夜も利用できるように開園時間を延長すると、大阪市が7月6日に発表したそうです。
天王寺公園は昨年4月に入園無料化を実施、10月にはエントランスエリアを「てんしば」としてリニューアルオープンし、近鉄不動産が管理・運営しています。
茶臼山エリアとエントランスエリアの東部はそれぞれコンビニエンスストアがオープンして24時間営業しています。
大阪市は天王寺公園の回遊性向上を目的に、美術館前エリアを分断している柵や美術館下のゲートの撤去、園内通路北出入り口の門扉設置などの工事を実施することになりました。
工事期間は7月中旬~10月末を予定。
天王寺公園の開園時間は現在、9時30分~17時ですが、美術館前エリアと茶臼山エリアの開園時間は工事完成後、てんしばと同じ7時~22時にする予定になっています。
また、天王寺公園内にある大阪市立美術館の開館80周年を記念して『デトロイト美術館展』が、7月9日~9月25日まで開催されます。
大西洋を渡りデトロイト美術館にコレクションされている、モネ、ルノワ-ル、ゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソなどのヨ-ロッパの名画をご覧になれます。
天王寺動物園、天王寺公園には地下鉄『動物園前駅』1番出口が便利です。
是非、新世界から天王寺動物園、天王寺公園一帯をお楽しみ下さい。
★あべの経済新聞
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