昨日の土曜日、梅雨の時期ですが、良い天気になりました。
新世界は多くの観光客で賑わいました。
若い世代の観光客、ファミリ-層、それに外国人観光客も増えています。
「ひと昔前の新世界の雰囲気から大きく変わった」と言う常連客も多く、数年ぶりに新世界に来られた方は、町の変貌に驚かれます。
そんな中、新世界にある一軒のパチンコ店が、6月30日をもって閉店しました。
通天閣から南へ約60m程、新世界のメイン通りにある『ジャンボ』というパチンコ店です。
私が子供の頃、昭和40~50年代あたり、パチンコ店になる前は「大映」という映画館がありました。
ガメラ映画を観に行った記憶もあります。
昭和50年代後半から、カラ-テレビの普及や遊びの多様化などの影響で、新世界から映画館が減っていきました。
その映画館の場所に、パチンコ「ジャンボ」ができました。
私が学生の頃、今から35年程前だったと思いますが、新世界に大きなパチンコ店ができたと話題になったことを思い出します。
日本がバブル時代に向かって進んでいた頃だったと思います。
ひと昔前には、新世界で大きな存在感があり、いちばんの集客があったといわれたパチンコ「ジャンボ」が閉店したことを知り、ひとつの時代が終わったような、そんな気持ちになりました。
西成からの労働者を含む庶民の遊び場であった新世界が、今は大阪を代表する観光地に変わっていき、常連客の減少も進んでいます。
パチンコ店、麻雀店、将棋店の減少は、昔ながらの常連客の減少の結果とも言えるでしょう。
パチンコ「ジャンボ」の跡には、どのような新しい店舗が来るのか知りませんが、また新しい町並みが生まれることになるでしょう。
今日、7月3日は新世界の104歳の誕生日、新世界はこれからもますます変貌を続けていくでしょう。
★Twitter@shinsekaizyoho
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