新世界には昭和時代から営業している喫茶店が数多くあります。
昭和50年代、「ガロ」というグル-プの『学生街の喫茶店』という歌が流行りました。
歌詞の中に“あの時の歌は聞こえない。人の姿も変わったよ。時は流れた。”というフレーズがあります。
新世界の喫茶店は、昔も今も変わらず営業してますが、時代の流れの中、街の変貌と共に客層も変わり、今は観光客や女性客が増えてきているようです。
ところで、喫茶店として力を入れているメニュ-のひとつにモ-ニングサ-ビスがあります。
店によってモ-ニングサ-ビスの時間に少しの違いがありますが、普段、コ-ヒ-を飲める金額で、午前中にはコ-ヒ-にト-ストなどが付いてくるので、かなりお得になっています。
ひと昔前の新世界の常連さんといえば、労働者の方も多く、映画館やパチンコ店が開くまでの時間、喫茶店のモ-ニングサ-ビスで寛いでおられました。
モ-ニングサ-ビスの時間帯は喫茶店は満員、タバコを吹かしながら新聞を開き、そんな光景をよく見ました。
しかし最近、新世界が観光地化する中で、昔ながらの常連さんが減少傾向にあると、多くの商店主さんがおっしゃってます。
以前に比べ、喫茶店のモ-ニングサ-ビスの常連さんも少なくなってきているようです。
先日、いつもより早く起きたので、久しぶりにモ-ニングサ-ビスを食べに喫茶店に行きました。
創業80年以上の『喫茶タマイチ』には、金額の違いで3種類のモ-ニングサ-ビスがあります。
どれにしようか迷いましたが、メニュ-にあったホットドックに目が行き、アイスコーヒ-とホットドックのセットを注文しました。
昔風に言えば「冷コ-モ-ニング」です。
カレ-味のキャベツが入ったホットドックは、懐かしい味わいです。
各喫茶店では、ト-ストにコ-ヒ-付以外に、ゆで玉子、プチサラダ、またはミニサンドイッチなど、様々なモ-ニングサ-ビスのメニュ-があります。
是非、喫茶店のモ-ニングサ-ビスで、朝のひとときをお寛ぎ下さい。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界の最新情報やおもしろい情報を呟いてます。
※NOTE;
当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。