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元祖・新世界みやげ☆釣鐘まんじゅう

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先日、うちの家に親戚の方が来られ、何かお土産を持って帰ってもらおうということになりました。

さてと、新世界でちょこっと買いに行けて、お土産になるようなものって何があるかなぁ…

今や新世界には、大阪土産、ビリケングッズ、吉本グッズなどが手に入るお店もあり、お土産を買うのに迷うほどの種類があります。

ひと昔前に比べると、新世界で買えるお土産の種類はかなり増え、特に若い世代の観光客に人気の商品もあります。

しかし、新世界に生まれ育った私にとって、子供の頃から新世界のお土産といえば、『釣鐘まんじゅう』でしょう。

創業明治三十三年、『総本家 釣鐘屋本舗』は通天閣から北へ約50mの場所にあり、まさに老舗の和菓子屋さんです。

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また、通天閣の展望台から『総本家 釣鐘屋本舗』を眺めると、屋上に大きな釣鐘が見えます。

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通天閣の展望台からしか見えない幻の釣鐘、是非、チェックしてみて下さい。

『総本家 釣鐘屋本舗』は、百貨店にも出店されているので「釣鐘まんじゅう」の名前に馴染みがある方もおられるでしょう。

釣鐘の形をした「釣鐘まんじゅう」、それにバナナを型どってバナナ風味たっぷりの「名代 芭蕉」がオススメ。

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四天王寺の境内に明治時代に世界最大の梵鐘が建立されましたが、第2次大戦のとき姿を消してしまいました。

釣鐘まんじゅうはその鐘をモチーフに作られたものです。

昭和初期、手の届かない高級果物だったバナナを食べたいという庶民の願いから考案されたのが「名代 芭蕉」です。

個人的には、子供の頃から「芭蕉」が大好きでした。

バナナは1本食べれますが、芭蕉を1本食べるのは多すぎるので、いくつかに切ってお召し上がり下さい。

このように、釣鐘まんじゅうや芭蕉が作られた経緯からも『総本家 釣鐘屋本舗』の歴史を感じます。

また、通天閣の足元に『総本家 釣鐘屋本舗』の販売店として「夢」というお店があり、多くの観光客が通天閣の帰りに立ち寄っています。

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新世界名物の和菓子、地元商店主さん御用達の「釣鐘まんじゅう」を御賞味下さい。

というわけで、私の親戚へのお土産は、釣鐘まんじゅうと芭蕉の詰め合わせになりました。

★Twitter@shinsekaizyoho
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