通天閣本通商店街は、通天閣から地下鉄堺筋線「恵美須町駅」3番出口かまで続く、ア-ケ-ドがある商店街です。
新世界が誕生した約100年前から「新世界の北の玄関」として存在しています。
通天閣より南エリアの新世界は、串かつ屋さんがひしめき合い、テレビでもお馴染みの町並みで賑やかです。
一方、新世界の北エリアは下町風情が漂う町並みで、通天閣本通商店街には、串かつ専門店がありません。
しかし、様々なジャンルの個性的なお店が並び、新世界の魅力の幅を広げています。
今年1月1日に放送された正月特番『TOKIO×嵐!ウルトラマンDASH』では
、通天閣本通商店街を走る宅配ピザのバイクの的に、フリ-キックでサッカーボールを入れるという神業にJリ-ガ-遠藤保仁選手がチャレンジしました。
「遠藤選手がボ-ルを蹴った場所」ということを話題にする観光客もおられ、その場所で写真を撮ったりされてます。
ア-ケ-ドに掲げられているバナ-は、通天閣本通商店街オリジナルで、地元の漫画家である松葉健さん(元・マツバヤ書店オ-ナ-)に描いてもらった作品で、新世界の春夏秋冬を表してます。
温かみがあって、ほんわかした絵は松葉さんらしさが表れてますね。
道行く人の心が癒され、すごく人気がある、通天閣本通商店街の名物バナ-です。
日が暮れると、ライトアップされた通天閣と、通天閣本通商店街に新たに設置されたビリケンのイルミネ-ションが点灯します。
是非、写真におさめてほしい光景です。
一方、個性的な店舗も多く、「つなや玩具店」もそのひとつでしょう。
表には3つの顔の看板が設置されていて、「顔・顔・顔の看板」は新世界の名物看板のひとつです。
つなや玩具店には、私が子供の頃、よく立ち寄ったものです。
レアな玩具、昭和の懐かしい玩具が見つかるかも。
ウルトラマンシリ-ズのフィギアも並んでいます。
また、AXIS鍼灸整骨院は地元住民はもちろん、最近は観光客の利用が増えているようです。
新世界では新しいジャンルのお店です。
店頭には、このような看板があります。
店の外観の写真を撮って、SNSにアップしたら特典があるそうです。
一般的に、近隣住民や通勤客がタ-ゲットの職種に思いますが、国内外からの観光客が多い新世界の状況の中、若いスタッフの皆さんが知恵をしぼって頑張っておられます。
また、インドネシアのトラジャ産コ-ヒ-専門店「スラウェシ・ビ-ンズ・ジャパン」の入口には『冷コ-あります』のポスタ-が貼ってあり、観光客から好評で、写真を撮ったり、中には『冷コ-あります』につられて入って来られるお客さんもいます。
また、『Free Wi-Fi』の表示もあります。
まだまだ新世界には『Free Wi-Fi』対応しているお店が少ないように感じます。
すでに旧正月期間が始まっているようで、平日にも関わらず、新世界にも外国人観光客が増えています。
ひと昔前は、一年でいちばん寒い時期である2月前半は、閑古鳥が鳴いてたことがありましたが、最近は外国人観光客の増加で状況も変わってきてるようです。
観光客にとって、通天閣やスパワ-ルド、串かつ等、新世界に来られる際に目的となるものがありますが、それらを楽しんだ後の過ごし方が薄ければ街の発展は無いわけで、そんな意味でも通天閣本通商店街を含め、新世界の北エリアの存在は重要になっています。
新世界の楽しみ方の厚みを持つことが、リピ-タ-のお客さんを増やすことに繋がります。
老舗料理店から新しいジャンルのお店まで建ち並ぶ通天閣本通商店街にお立ち寄り下さい。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界の最新情報やおもしろい情報を呟いてます。
※NOTE;
当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。