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クイズ!新世界の基礎知識☆初代通天閣

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前文に「歴史」と書いたように、今日は新世界の歴史についてのクイズをひとつ。

歴史ネタは掲載期日という縛りがないので、毎日更新する上で、便利なジャンルでもありますね(笑)

今や大阪のシンボルとして多くの観光客が訪れる現在の通天閣は、昭和31年(1956年)に誕生しました。

若い世代の皆さんは、現在の通天閣が2代目であることを知らない人が多いと思いますが、下の写真の初代通天閣とは高さや形状などが違っていました。

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そこで初代通天閣についての問題です。

下記は初代通天閣について説明したものですが、[ ]の中に適切な言葉を入れて下さい。

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初代通天閣は明治45(1912)年7月、[A]塔をモデルに建てられました。

初代通天閣は高さ約75m、夜にはイルミネーションが点灯され、タワーの台座は、パリの[B]をモデルにした形状でした。

通天閣を中心に映画館や演芸場、旅館、飲食店が建ち並ぶ「新世界」は大阪を代表する歓楽街となりました。

初代通天閣は戦時中に、金属回収策のため解体され、昭和31(1956)年に高さ103mの2代目通天閣が誕生しました。

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答え

[A]…エッフェル
[B]…凱旋門

通天閣の基礎知識といえるクイズでしたが、正解できましたか?

ところで、初代通天閣は何故、パリのエッフェル塔と凱旋門を模倣し合体した形状をしていたのでしょうか?

何故、パリなのか、エッフェル塔なのか、凱旋門なのか、確かに不思議ですね。

以前、何かの文献で読んだ覚えがあるんですが、明治の文明開化当時、文明の最先端といえばヨーロッパでした。

そのフランスのエッフェル塔を模倣した塔を、新世界の地に造ろうということになりました。

どうせなら、凱旋門とエッフェル塔を合体させようと、いかにも大阪人らしい発想で出来上がったそうです。

なるほど、明治という時代背景の中、大阪人的な面白さ、遊び心が感じられますね。

また、初代通天閣には写真のように見事な天井画が描かれていました。

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初代通天閣に描かれてあった天井画が、昨年、現在の2代目通天閣に復活し、名物スポットになっています。

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ちょっと歴史的な側面を感じながら新世界・通天閣をお楽しみ下さい。

きっと、今まで以上に奥深い魅力を見つけることができるでしょう。

★Twitter@shinsekaizyoho
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