昨年12月27日頃から、連日、新世界は日曜日並みの多くの観光客で賑わいました。
ひと昔前、年末年始には大阪・西成に帰ってきた多くの労働者で新世界のお店は大忙しでした。
映画館、パチンコ、麻雀、将棋、立飲み屋など、多くのお店は、観光客向けではなく、大人の遊び場でした。
しかし今、新世界は観光客向けのお店が激増し、来訪者の世代の変化や外国人観光客の増加などにより街の様子も変わりました。
そんな新世界の中で、昨年末、昔から続く恒例行事と、初めて行われた企画を紹介します。
12月29日、30日の2日間、夜10時より新世界防犯委員による夜警が行われました。
歳末の夜警は、私が生まれた頃には行われてたようで、50年以上続く恒例行事です。
懐中電灯を持ち、拍子木を叩き、「火の用心!」と声を出しながら、夜の新世界を見廻りました。
私も毎年、防犯委員の夜警に参加して年の瀬を実感します。
一方、今回が初めての試みですが、12月31日、午前11時30分頃、通天閣本通商店街でフラッシュモブが行われました。
通行人に扮した18名のダンサ-達が、開始時間とともに元気いっぱい踊り出しました。
約10分程のパフォ-マンスでしたが、多くの観衆が集まり大盛況でした。
イベント終了後、王将碑前で参加者全員で記念写真。
通天閣をバックにしたフラッシュモブは、ひと昔前の新世界では考えられなかった試みでしょう。
若い世代の皆さんが新世界を舞台にパフォ-マンスする姿は、まさに新世界の変化を象徴してるように感じます。
街の変貌に伴い、新世界に新しい価値観が生まれ、今年も新しい企画が生まれることでしょう。
しかし、地元商店主さんによる伝統ある恒例行事を続けていくことも大きな意義があります。
これからも新しいものを受け入れ、古き良き伝統を大切に、新旧共に発展していく街でありたいと願っています。
新世界で行われたフラッシュモブについてはネット新聞「あべの経済新聞」に掲載されましたのでご覧下さい。
★あべの経済新聞
http://abeno.keizai.biz
★Twitter@shinsekaizyoho
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