昭和20年代~30年代は映画ブームの最中で、新世界には東宝や大映、日活など約10軒の映画館がありました。
かつては、新世界を一周まわれば全ての封切映画を観れる、映画の街でもありました。
しかし、時代の流れの中、新世界で成人向け映画館として親しまれた「新世界日活」が今年9月30日に閉館しました。
テレビやインタ-ネットの普及、娯楽の多様化など、時代の流れの中、近年は入館者数が減少し、40年の歴史に幕を下ろしました。
以前よりブログで掲載していましたが、「新世界日活」のあと、新たな劇場『シアタ-朝日』としてオ-プンすることになっています。
つい先日、『シアタ-朝日』と書かれた大きな看板が掲示されました。
これからは歌謡ショ-を中心に、様々な興行が予定されているようです。
来る、12月23日、24日の2日間は、シアタ-朝日のオ-プン前夜祭として、『年忘れビッグ歌謡ショ-』が開催されます。
また、来年1月2日~4日の3日間、こけら落としとして『新春歌謡ショ-』が開催されます。
通天閣歌謡劇場が閉館し、新世界から演歌・歌謡ショ-が消えていましたが、多くの人達の想いが実り、『シアタ-朝日』で復活することになります。
時代の流れの中、消えていく文化、新たに生まれる文化、そして復活する文化もあります。
『シアタ-朝日』がオ-プンし、演歌・歌謡ショ-が定期的に開催されることで、新世界から離れかけたお客さんを呼び戻すきっかけになるでしょう。
また、新たなお客さんが新世界で楽しんでもらえることにも期待しています。
地元の人達の関心も大きく、近隣のお店にも歌謡ショ-のポスタ-が貼られています。
是非、年末年始は『シアタ-朝日』での歌謡ショ-をお楽しみ下さい。
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