読売テレビで、9月24日に放送された番組『秘密のケンミンSHOW』で、新世界について紹介されました。
ご覧になられた方もおられると思います。
かなりディ-プな雰囲気の街のように紹介されてましたが、確かにディ-プな部分もありますが、若い世代の観光客も気軽に楽しめる賑やかな街でもあります。
番組では、新世界の中でディ-プな場所のひとつとして「ジャンジャン横丁」も紹介されてました。
串かつ、立ち飲み屋、ホルモン、寿司、将棋などが所狭しと連なり、大人が気軽に楽しむ場と言えるでしょう。
ところで、ジャンジャン横丁の「ジャンジャン」は、お客さんを呼び込むために店の中から聞こえる三味線の音が由来になっていて、番組では古い写真を使って紹介されてました。
下の写真は、一瞬ですが、番組中に使われたものです。
「ジャンジャン」の由来が三味線の音であることを示す証拠とも言える写真で、かなり珍しいそうです。
写真が撮られた場所は、おそらく、ジャンジャン横丁の東側の路地のあたり、戦後、昭和20年代のものだと推察されます。
写真をよく見ると、「女紹介所」と書かれた看板が微かに見えますが、当時、小料理屋・料亭・旅館などのお店が多く、これらのお店への女中さん紹介の看板で、あちらこちらにこのような看板があったそうです。
女性のための職業安定所みたいな感じだったようです。
客の呼び込みのために、お店の中から三味線や太鼓などの鳴り物を鳴らし、一日中、ジャンジャンと賑やかな町だったことから通称「ジャンジャン町」と呼ばれるようになりました。
今は「ジャンジャン横丁」という呼名が一般的ですが、当時は「ジャンジャン町」と呼ばれていて、私が子供の頃もジャンジャン町と言ってました。
今は、三味線などの鳴り物はありませんが、それでも一日中、賑やかなジャンジャン横丁です。
是非、お立ち寄り下さい。
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