新世界町会連合会は、昭和29年に、街の活性化と親睦を目的に、新世界の商店主さんらで設立された団体です。
通天閣のスグ下に王将碑、その向かえに新世界会館があります。
ここでは新世界のあらゆる会議が行われます。
先日、新世界町会連合会の役員会が新世界会館で行われました。
前期の決算報告、及び今期の予定などが話し合われました。
新世界会館2階の会議室には、歴代の連合会長の写真が並んでいます。
昭和29年の新世界町会連合会の設立以来、歴代の連合会長、役員の方々が戦後の新世界を支えて来られ、今は2代目、3代目の方が街作りに携わっています。
当時に比べ、新世界の町並みは大きく変わりました。
当時、新世界には多くの映画館が集まり、新世界を一周したら全ての封切り映画を観ることができたそうです。
昭和30年代、新世界にあった映画館を並べてみると、公楽座、新世界東映、日劇会館、新世界座、新世界東宝敷島劇場、国際劇場、ロマン座、新世界グランド劇場、朝日劇場、温泉映画劇場、新世界大映など。
今、残っている映画館は新世界東映、国際劇場、それに大衆演劇としての朝日劇場、浪花倶楽部です。
新世界東宝敷島の場所は、今は串かつ「朝日」になっています。
公楽座の跡には、現在、ビジネスホテル「東横INN」が、先日、5月25日にオ-プンしました。
新世界は大阪を代表する観光地として発展してきました。
同時に、古くからのお店が減り、新しいお店が増えてきています。
他の地域や商店街と同じく、地元の若手が減っていってるのも現状であり、将来に向けての課題です。
新世界町会連合会は新世界の町並みの変化に対応しながら、これからの新世界の街作りを考え、更なる活性化を目指しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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