先日も当ブログで紹介しましたが、7月22日(水)、新世界夏祭・新世界だんじりカ-ニバルが行われます。
長年続いている「新世界夏祭」は、廣田神社の夏祭りの一環で、新世界内を神輿・だんじりが巡行します。
廣田神社の夏祭りは、新世界だけでなく、日本橋や天下茶屋など、広いエリアで「だんじり巡行」が行われています。
廣田神社は、南海高野線「今宮戎」駅からスグ、今宮戎神社の近くにあります。
廣田神社では、祭神の一人に「賢彦名命(さかひこなのみこと)」を祀り、この神はアカエ(エイ)に乗り訪れる智恵の神様だと言われています。
無病息災・痔疾をはじめ難病治癒にご利益があり、叡知の“エイ”に通じることから合格・必勝の祈願を叶えるといわれており、広く信仰されています。
「エイ」の信仰は、昔、この辺りが漁師町であったからだと推察されています。
新世界の人達の中には、氏神様として、初詣に廣田神社に参拝する方も多いのです。
ところで、新世界を巡行する神輿やだんじりは廣田神社の倉庫に保管されています。
毎年、新世界夏祭りの前には、町の役員さんや有志によって、倉庫から新世界へ神輿やだんじりを運び出し、組み立て、通天閣下(王将碑横)に設営します。
毎年、本神輿・まくら太鼓・ふとん太鼓・樽神輿が新世界を巡行しますが、今年、新たなだんじりが増えることになりそうです。
以前、参加する子供達が多い時代には使われていただんじりですが、新世界夏祭りが小さくなってきていて、最近は廣田神社の倉庫に眠ったままになっていました。
数年前より新世界町会連合会は、新世界夏祭り「だんじり巡行」に外部からの参加者にも協力してもらい、また、子供達による「だんじり太鼓」も練習を重ね、今まで以上にレベルアップし、賑やかな「だんじり巡行」になってきています。
そこで今年、廣田神社の倉庫に眠ったままになっていただんじりを修理・改良し復活することになっています。
今年の新世界夏祭りに参加してもらえるグル-プや団体も少しずつ決まりつつあります。
【新世界夏祭・新世界だんじりカ-ニバル】
7月22日(水)
午前の部10時~12時
午後の部13時~15時
通天閣下・王将碑前からスタ-トです。
小雨決行(荒天中止)
新たにだんじりが増えることで、それを動かす人手、引っ張る人手、太鼓をたたく子供達の数も増やす必要があり、今年の夏祭りも新たなチャレンジになりそうです。
浪速区で一番の夏祭りを目指し、今年の『新世界だんじりカ-ニバル』はますますバ-ジョンアップするでしょう。
★Twitter@shinsekaizyoho
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